TVアニポケ(2023~)の第51話「トゲトゲニャローテ!?不思議な花ばしら」の感想です。ネタバレを含みます。
あらすじ
レポートの題材を探すため、野生ポケモンの観察や情報集めをするリコ、ロイ、ドット。リコは、ドットから「花ばしら」という不思議な現象を聞く。『「花ばしら」を見た者は 幸せになれる』と噂されているらしい…!レポートを書くため、ニャローテと一緒に「花ばしら」を探すことにしたリコ。しかし、ニャローテはなぜかご機嫌ナナメで…!?
出典:エピソード|ポケットモンスター テレビ東京アニメ公式(閲覧2024年5月26日JST)https://www.tv-tokyo.co.jp/anime/pocketmonster2023/episodes/ 【魚拓】
これまでの感想
感想
・キャンプをしながら野生ポケモンのレポート完成を目指す、が今のタスクですね。
・画面に映ろうとしてジャンプしている?クワッスかわいい。人間に目線を合わせると足元にいるポケモンたちは映らないですからね…。
・意外にちゃんと博士やってるフリード、2回言うの笑う。
・ポケモン分布図アプリ、まさかまた出番があるとは…。確か前に出てきたのは41話だったかな…?自分の41話感想はコチラ。
・ニャローテが動くロープに反応してるっぽいのはネコらしさですね。
・ポケモン(ニャローテ)のせいでテント作りが最初からやり直しになってもイライラしたりしない、気持ちに余裕があってよいですね…。
・リコはクヌギダマ見たことないのか。
・クヌギダマといえば爆発ネタ、懐かしい…。前シリーズのタケシのクヌギダマ(フォレトスに進化済)がよく爆発してたやつがありましたね。
・タイカイデンやっぱデカくてかっこいいよな…。
・ロイはタイカイデンのレポートを書くつもりなんですね。
・そのバッグ、底からテラパゴスの手足も出る特注品なのか?
・鞄から手足を出したまま過ごすのかの一瞬思ったけど普通に鞄から出るんですね。
・体を拭いてもらえると思ったらミブリムのせいでお預けになってニャローテ機嫌ちょっと悪くなった?
・次はテラパゴスに気を取られてニャローテの石遊び?がスキップされて、不満が募る感じですね…。
・明確に誰が悪いというわけではないけどなんとなく不満がたまる感じは、人間関係でもあるあるなやつ。
・ニャローテの毛が針みたいに尖ってるの、図鑑説明にあったやつですね。『バイオレット』で「体毛の 硬さは 気分で 変わる」って書いてあるやつ。
・つい手を払っちゃったのかな?
・カヌチャン元気すぎてクワッスの手に余ってる感じがある。
・ニャローテはご機嫌斜めですね。
・「花ばしら」をレポートにすると。
・花ばしらをみた者は幸せになれる、珍しい自然現象にありがちな逸話って感じ。
・テラパゴス、また勝手にどっか行っちゃいましたね…。
・話はまた後で、で再度ニャローテとリコのコミュニケーションがスキップ…。
・頭の毛をセットするのに時間がかかるクワッスにフライパンを見つけてしまったカヌチャン、ポケモンをふたり出しておくだけでもてんやわんやですね。人間一人で(最大)六ポケモンの面倒を見るのはかなり難易度高いんだろうな…ということに思いをはせてしまう…。
・テラパゴス、グルトンに突き飛ばされるのを楽しんでるの?自身の周りで起こる現象を全部笑って流せるのは無敵感がありますね。
・ミブリムもニャローテの腕の中で気まずそうでウケる。
・ニャローテたちもリコを見失ったか。
・上にツタが張った崖、これは何なんですかね…。
・ニャローテはテラパゴスと合流できてとりあえずよかった。
・ミブリムだとひっくり返ったテラパゴスを起こせないのか…。
・クヌギダマは爆発して危ないからね。
・世話の焼けるテラパゴスの世話を結局することになってニャローテはあまり楽しくないっぽい感じ。もともとニャローテは世話好きなわけじゃないだろうし。進化して体格が大きくなってできることが増えたせいで結果的に世話を任されてしまうニャローテ、なんというか味がある…。
・日差しがすごく熱い?なんの伏線だ…?
・大量のノノクラゲだ!
・大量のノノクラゲが一斉にこっちを向くの怖いな…。
・ニャローテは威嚇してるけど、確かにノノクラゲは別にリコを攻撃してないから争う必要はない状況ですね。
・臨戦態勢でトゲトゲ状態のニャローテを抱きしめるリコ。
・ニャローテの気持ちが落ち着いたのが毛の質感の変化でわかる仕様ですね。
・崖にかかってるツルはノノクラゲにとって邪魔な存在だったのか…!
・ノノクラゲが梯子になってくれてる…。
・ノノクラゲ自身が風に乗って飛ぶの?ノノクラゲが何かを飛ばすんじゃなく?
・ノノクラゲの体から落ちるヒラヒラが花ばしらの正体なのか!なるほど~。ドットが見せてくれた写真だとどうみても花びらに見えたのでまさかノノクラゲのヒラヒラだとは思いませんでした。
・ニャローテも目にハイライトを入れて感動してるっぽいのいいですね。
・花ばしらの逸話の説明がこのタイミングに…!
・ニャローテのふわふわ感で機嫌がよいのがわかりますね。
・熱が竜巻の発生由来なのか。日差しの暑さはこれで回収されましたね。
・ニャローテの生態を、図鑑の説明文ではなく実感として感じられてよかったですね。
・次回はロイの回ですね、このタイミングでライムが出るのか。
おわりに
今回はリコとニャローテの回でした。先週の次回予告の時点で何がトゲトゲなんだろう…?と思ってましたが(とげのある植物でも出てくるのかと思ってた)、ニャローテの体毛の設定を生かしてふたりの仲がまたひとつ深まる様子が丁寧に描写された良回だったと思います。
まずニャローテの生態を、図鑑に説明させるのではなく一つのエピソードを通して扱っている点が印象的でした。これまでだったら、ポケモン図鑑で調べるターンを挟みそうなところを、あえて直接的な説明を省いたのは割と挑戦的だったなぁと思いました(もしかしたら過去にも似たような話はあったかもしれないが、図鑑説明ターンを挟むケースの方がずっと多いと思う)。
メインの視聴ターゲットが子供であることから、アニメ制作において一定の分かりやすさを確保する必要があり図鑑説明ターンをやっていたというのはあるんでしょうね。あとゲームの販促の面もあるからアニメだけでわかったほうがいいのもある。
ただ、TVアニポケ視聴者はゲームもやってるケースは多いだろうし(ゲームソフトの販売数は売れてる部類)、視聴者自身が図鑑を調べてあのニャローテのトゲトゲはこの説明のやつだ!と発見できる体験をするのも楽しそうだなと思います。
実際のキッズ視聴者の反応はどうなのか知りませんが、個人的には好きなやつだったのでまたやってほしいですね。
今回取り上げられたポケモンとしてはニャローテ以外に野生のノノクラゲもいました。ノノクラゲはゲームでの扱いが酷い(産業動物的な扱いをされている)のでちょっと不安でしたが、野生のノノクラゲの生態がメインだったので安心しました。
「花ばしら」はアニオリなのかな?と思いますが、ゲームに逆輸入しても問題なさそうだし、ゲーム側はこういう"野生の生き物としての魅力"を図鑑に書けや…とゲームメインシリーズもといゲーフリへの不満がまた湧いてきました…。やっぱポケモン図鑑の説明文ってこういう今回の花ばしらみたいなことを書く場でしょ??ポケモンが人間にとってどう有益かなんて語りをするのは悪役だけにしとけよ…。
次回はロイがメインの回になりそう。リコロイドットの3人それぞれのメイン回がローテーションで回ってるっぽいな?
予告にジムリーダーのライムがいましたが、学校の課題とは関係なしにジムリが登場しても問題ないよな、と予告をみて思いました。
予告でカプサイジの産業利用疑いの件の話が出てきたのは萎えましたがこれも結局ゲーフリの罪だから……。
次回のカプサイジと言いハカドッグといい、どんどんパルデア地方のポケモンのアニポケデビューが進んでるのは素直に嬉しいです。
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