『帰ってきた 名探偵ピカチュウ』をプレイしている進捗や感想です。内容のネタバレを含みます。
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ゲームの概要などはコチラから。
プレイ日記①はコチラ。②~④は順番にリンクを追ってください。
箇条書きによる感想
ゲームをプレイしながら率直に思ったことを、箇条書きで記します。なお、掲載している画像は、ニンテンドーSwitchのスクリーンショット機能で撮影した物になります。
・ソフィアがピカチュウの言葉を理解してるらしい様子が、ここで回収されました。案の定ソフィアもピカチュウの言葉を理解していたと…。ティムとソフィアが兄妹だからということかな。
・タイトルは「時を超えた計画」と。
・「ポケモン共生研究所 跡地」に来ました。
・ピカチュウが遅れてきたと思ったら、これまでプレイアブルだったポケモンを引き連れてきたのか。これは最終決戦感がある。
・建物に入るためにディグダの穴を通ろうとしたらダメでした…。ホルビーの時も間違った選択肢として穴を通るを選んでたので同じ失敗を繰り返してる…。
・まずはガーディの出番ですね。
・もうヒヒダルマの出番が来た?
・ドラム缶をつぶして壁の穴から建物の中へ。「研究所ロビー」ですが、ここはポケモンが暴れた部屋?
・塞がれた通路探しで、レントラーの出番が来ました。
・通路をコンクリで塞いで壁の模様もちゃんと再現するとか、かなり手が込んでるな…。
・またヒヒダルマの力を借りることに。今度はスムーズにピカチュウライドが交代されました。
・「研究棟 B1F」へ着きました。
・やっぱりピカチュウの意識が減少してる問題があるので、早めに解決しないとですね。
・普通に館内放送が流れてるし、完全にこの施設を使用してるな…。
・ユニタスの人たち、上司と部下という感じで普通に労働してる…。
・市長は完全にグルっぽいか…?
・内線で嘘言って部屋から追い出すの、リスキーなことするな。
・ウパー唐突だな…と思ったら、じばく対策のしめりけのためか。しめりけの説明も直前にあってかなりヒントが多いけど、ゲームメインシリーズをやってるなら、しめりけの特性の効果がじばく等の技の無効化だからすぐにピンとくるやつ。
・研究棟B2Fに到着です。
・コンテナはかいりきギミックだな。
・ヨノワール相手に通路隠れながら進むゲーム…。
・研究棟B3Fまで来ました。
・ウッウを追いかけます。
・ドリュウズがいる部屋の奥にアーマーガアやハリテヤマやニョロボンがいる…。序盤の町にいて、その後出番がなかったのがここに繋がっていたとは…。
・「ガラル地方」から連れてこられてる…。今更ですが、この世界は他のシリーズの世界とつながっていることは確定っぽいですね。
・ハワードはユニタスの代表で、色々仕切ってたってこと…?
・「1匹でもキューブが聞かないポケモンがいたらキューブは失敗作になる」ことはないと思いますが…?細かいことですが、こういう開発とかって成功率を何パーセント以上を目標にするのが一般的じゃないんですかね。
・ポケモンを実験に使うなら、ポケモンを"保護"するのではなく自分たちでタマゴから量産したり、実験ポケモンを卸してる企業(存在は明示されてないけど存在しそうだと勝手に思ってる)から買えばよかったのでは…?その方が条件をそろえやすいから実験に向いてると思いますが。
・「ポケモンとして生きることもそれはそれで…」とハリーは言ってますが、そもそもそのままの体で過ごすということはピカチュウの体を乗っ取ることになるのに、そのことについて忘れているかのような発言は酷くない??
・床に穴をあけて無理やり進む…?今度こそ穴から次の場所へ進むぞ。
・研究棟B4Fへ降りました。
・ハリーの体が無事なのはミュウツーの力らしいですが、ミュウツーってそんなことできたのか…?パワーとか破壊力の方面で強い印象ですが…。
・パソコンにギアル…入る隙間あるのか…?
・キューブは、ポケモンへの負担や副作用が問題みたいに語られるけど、ポケモンを操ること自体が問題だという話は誰もしないの?
・したっぱがカードキーを落とすとは運がいい。
・ガーディ!敵を一人で足止めするという王道展開じゃん。
・ガーディは子供だったのか。
・次はレントラーが足止め係…。ひとりずつ置いてかれるっぽい…?
・ヘルガーが普通に追ってきてるってことはレントラー突破されてる…。
・最下層の研究棟B5F、他と雰囲気が違う。ガチ感があるしかなり広い…これを地下に建設したのか…。
・ユニタスの不審な点をハワードに説明していきます。
・「人とポケモンの共生」ってそもそも、道具ひとつでそんな簡単に実現できるものじゃないよな。
・ハワードは、キューブでポケモンと意思疎通ができると思ってるってこと?
・キューブはポケモンの意思を奪って意のままに操れる装置なんですね~。
・ポケモンには意思があって、意思を奪われたポケモンとの共生に意味はないというのはそうだと思います。
・レイチェルの言葉もあり、ハワードの説得は完了しました。
・これマーロックが真犯人で終わるのか…?
・キューブは副産物、というところが大きなネタバレポイントかな。
・「ポケモンになるという夢」ってカントーのマサキが真っ先に思い浮かびましたが…。
・やっぱデオキシスか…。
・ポケモンの中に入って操って自由に動く、というやってること自体はハリウッド映画版の悪役と同じですね。
・他の人間で人体実験しないで、いきなり自分の体で本番やってるの?度胸がありますね。
・ポケモンバトル自体は世界観的に今作にはなかったわけですが、ここにきて割とガチなバトルをミュウツーVSデオキシスで繰り広げられてるのなんかウケる…。
・メインシリーズだとここで主人公が悪役とバトルするターンになるところですが、ティムはポケモントレーナーではないのでバトルで解決しようとしないのがなんか新鮮ですね。
・カプセルに閉じ込められてるピカチュウ、意識あるのか。
・ボタンパズルを解くターン。
・パズルの仕組みはマジで何もわからなかったんですが、いろいろいじってたらなんとかなった…。最後まで解き方がわからなかったのに何とかなってよかった…?
・エネルギーボトルを取り外すも何も変わらず…。
・エネルギーは何に使った…?わからん(ミスった)。
・エネルギーのバランスを崩せばOKと。
・「ピカっとひらめいた!」来ました。
・証拠品を犯人にたたきつける(物理)。
・「エネルギーをぶつけろ!」でまだアクションターンがあるのか。
・ボルテッカーか何かかな?
・ピカチュウを置いて逃げることに…?
・ピカチュウもお父さんも無事!入れ替わりも元に戻ってますね。
・終わった!(スタッフロール)
・家族そろっての生活ができるようになってハッピーエンドか。
全体的な感想まとめ
過去のプレイ日記においても、その時点での感想を多めに書いている部分はありますが、あらためて全体的な感想をここにまとめておきます。
まず、ゲームのメインである謎解きやストーリーはそれなりに楽しめました。子供が遊ぶことを前提にしていて難易度は易しめですが、自分でも「ん?」と一呼吸考える必要がある質問や選択肢がある感じでよかったです。
名探偵ピカチュウ自身の魅力の描写がイマイチなのはよろしくなかった
名探偵の心得で「先入観を取り払え」って言ってるのに、ピカチュウ(ティムの父)自身はティムを「男性」で「女性に惹かれる」人間だと根拠なく決めつけた会話をしているところとか、言葉と言動に一貫性がなく"名探偵ピカチュウ"の印象が悪くなる要素になっているのとか、引っ掛かる部分も割とあったのが残念…。
「魅力的なオジサンキャラ」を描きたいなら、最近のポケモンメインシリーズを参考にすればよかったんじゃないですか??最近のキャラたち、他人のセクシャリティについて言及する発言って特にしてなかったですよね。そういうところをしっかり観察して見習ってたらよかったのになと思います。
ダメなキャラ描写から想像以上に傷ついた件
人間キャラ描写の悪さに思いのほかダメージを受けたのは、そういうストレスを感じる描写がある可能性を覚悟してなかったのも大きかったんだろうなぁと終わってみて思いました(そんな決死の覚悟がなくとも気軽にゲームを遊べる世界であるべきなんだが…)。
『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット(SV)』の人間キャラ描写がよくなっているのを基準にしてしまっていて、そのレベルは達成してると勝手に期待してたのがよくなかったようです。どんなゲームを遊ぶにしても、前時代的なセクハラ発言がいきなり出てくる可能性を考えて受け身を取れるようにしておかないとですね。これが今回このゲームで一番学べたことな気がする(鼻ほじ)。
ゲームクリア後とか
前作(DS版)だとピカチュウサインを見返すことができたので、今回もそれがあるのかと思いきやないっぽいのが残念でした…。
「みんなの困りごと」もストーリーの道中で全部クリアしたので、やりこみ要素的な部分も特になく、エンディングを見たらそれ以上なし、というのもちょっと寂しいかなといったところ。ただ英語音声も対応してるっぽいし、言語切り替えで遊ぶのはアリだと思います。
スピンオフとしてのいいところはあった
ポケモンはかなり種類が多い(2024年1月現在で1000種類を超えてる)ので、こういうスピンオフで久しぶりに姿を見るポケモンがいたのはいいな…と思いました。
メインシリーズに全国図鑑が存在しない問題は置いておいても、一つの作品の中に出せるポケモンの種類は確実に限られるので、「ポケモンの出番があるゲーム」の頭数を増やせるスピンオフはそれだけでありがたいです。
スピンオフ系はどうしてもカントー地方のポケモンに偏りがちな傾向がありますが(最近だと『ポケモンスリープ』とか)、今作はポケモンの出身地方がばらけていたのはかなり好きポイントです。ただ、インテレオンとラビフットがいるならサルノリがいてもよかったのでは?(御三家横並び過激派)
あとよかったと思うのは、「ポケモンとの共生を”目指している”」という前提があるところですね。「大半のフツーの人はポケモンと共生"している"」という前提は色々無理があると思うので、メインシリーズもこの「共生するという目的意識を持っている」という方向に舵を切ってほしい。
あと一応言っておくと、ポケモンの言葉を人間の言葉に置き換えて解釈できるのは違くない?という立場は変わりません。そういう前提は、ポケモンの生き物としての格と魅力を落とすものだと思うので(詳しくは過去のゲーム感想文とかでも触れてる)。
おわりに
これも一つのポケモンの世界、というアドベンチャーを楽しむのにはよいゲームなのではないでしょうか。ゲーム本編やグッズとかでもあまり見ないポケモンの出番があるのもよいです。ただ、キャラの発言に問題がある箇所があるので(ピカチュウのセクハラ発言)、その辺りは擁護できないかな…といった感じ。
この感想をまとめたのが、ゲーム発売から時間が経った時期だったので時系列が前後してますが*1、今作のマーロックがやったことが「藍の円盤」のシンクロとほぼ同じで笑いました*2。やっぱシンクロ、倫理的に問題があるでしょ…。
ポケモンの意識が何割か残っているという体であれば、ポケモンと人間が融合しても問題ないとゲーフリは考えてるんですかね。初代のマサキの件は昔過ぎるので置いておいて、一番最新の状態でのポケモンの扱いがコレってマジでポケモンをなんだと思ってるんだゲーフリは…という印象は否めない…。もし今作が藍の円盤より後に発売されてたら、感想に「ゲーフリの思考ってマーロックみたい」とか皮肉られてたかな?
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