「Pokémon Music Collective」という音楽プロジェクトの円盤を予約していたものが届きました。
「Pokémon Music Collective」とは
昨年から動いている謎の音楽系企画。アニメの主題歌等ではなく、突然新たな「ポケモンの歌」が生えてきてます。
基本的なベースは「アーティストとのコラボ」という形っぽいですね。自分はアーティストを全然知らないんですが、まあいいんじゃないでしょうか。
“『ポケットモンスター』シリーズのゲームサウンドをもとに新しい音楽を世に届ける” というコンセプトで、さまざまなジャンルで活躍するアーティストが楽曲を制作しリリースする音楽プロジェクトが「Pokémon Music Collective」。2022年9月に配信されたimase「うたう」を皮切りに、2023年7月にはENHYPEN「One and Only」が配信リリース。今後も様々なアーティストによるリリースが予定されています。
出典:BIOGRAPHY - Pokémon Music Collective - UNIVERSAL MUSIC JAPAN(閲覧2023年9月30日JST)https://www.universal-music.co.jp/pokemon-music-collective/about/ 【魚拓】
買ったもの:Pokémon Music Collective [初回限定盤]
デジタル配信されているのとは別に、円盤も発売されたので買いました。やはり形のあるものを手元に残しておきたい派なので。
仕様は「CD+Blu-ray」と「CD」の2種類と、店舗ごとの特典があるようでしたが、自分はBlu-ray付きのものを「UNIVERSAL MUSIC STORE」で購入し、店舗特典の「A4クリアファイル」を手に入れましたが…。
フィジカルCDの初回限定盤には、3曲のMusic Videoを収録したBlu-rayディスクや、Pokémon Music Collectiveの各参加アーティスト及び楽曲をより詳しく紹介するオールカラー全28ページの特製フォトマガジン、Pokémon Music Collectiveロゴステッカー等の特典が付属する他、楽天ブックスやUniversal Music Storeではストア別の特典も付属する。
出典:『ポケットモンスター』シリーズのゲームサウンドをもとに新しい音楽を世に届けるプロジェクト、「Pokémon Music Collective」から5曲入りEPが本日リリース!カビゴンが登場するimase「うたう」のミュージックビデオも公開! - Pokémon Music Collective(閲覧2023年9月30日JST)https://www.universal-music.co.jp/pokemon-music-collective/news/2023-09-27/ 【魚拓】
商品紹介
【初回限定盤(CD+Blu-ray)】
・B5サイズ箱型紙ケース入り
・歌詞付《封入特典》
①Pokémon Music Collective特製オールカラーフォトマガジン(28ページ)
②Pokémon Music Colleciveロゴステッカー《CD内容》
01.imase 「うたう」
02. ENHYPEN 「One and Only」
03. Michael Kaneko 「1999」
04. Matt Cab & BBY NABE & Charlu 「LEVEL UP!」
05. ポルカドットスティングレイ 「ゴーストダイブ」《初回限定盤 Blu-ray内容》
imase 「うたう」[Music Video]
ENHYPEN 「One and Only」[Music Video]
ポルカドットスティングレイ 「ゴーストダイブ」[Music Video - Ghost Pokémon Edit]
出典:Pokémon Music Collective [初回限定盤][CD][+Blu-ray] - Various Artists - UNIVERSAL MUSIC JAPAN(閲覧2023年9月30日JST)https://www.universal-music.co.jp/pokemon-music-collective/products/uice-9111/ 【魚拓】
ミュージックビデオ
全5曲のうち、3曲にミュージックビデオが存在します。
Pokémon X ENHYPEN (엔하이픈) 'One and Only' Official MV - YouTube
ポルカドットスティングレイ「ゴーストダイブ」[Music Video Ghost Pokémon Edit] - YouTube
YouTubeで無料で視聴できるのはありがたいですね。せっかくなら5曲全部にMVを用意してほしかった気もする…。
届いたもの
CD&Blu-rayと、特典のクリアファイルが届きました!…が、なんかクリアファイル小さくない?
商品ページの方を確認したら、「A5クリアファイル」と書いてありました。円盤リリース記事の「A4」記載がミスっぽいですね。
メインである円盤のケースはプラスチックのシュリンクに包まれています。
びっくりしたのが、開封する口が、お菓子の箱みたいな点線になっているところ。こういう箱は、できるだけ元の形を残して開封したい派だったのでどうしようかと思いましたが、結局想定通りの開け方をすることに…。
中身はこんな感じで、左からメインの円盤・フォトマガジン・歌詞カードになります。
正方形の歌詞カードが、曲ごとに用意されています。同じ曲で2枚カードがあるのは、原文と和訳で2種類あるためです。
円盤のデザインもかわいいですね。文字やシルエットがドットになっててよい。
CDを外した下にも絵があっておしゃれ!またカントーかよ…というゲンナリ感はありますが、それはそれとしてドット絵アイコンを久しぶりに見た気がするのでテンションが上がりました。
感想
音楽は疎いのであまり詳しく語れず恐縮ですが、まあどの歌もいいんじゃないでしょうか。どれが一番好きとかは決められないんですが、アニメの主題歌にはならなそうな、オシャレだったりクセが強めの曲は新鮮で面白いなと思いました。
音や歌詞にポケモン要素がある部分は、ポケモン好きならピンとくるところですが、『1999』の原文「Catch 'em all」は単に日本語訳されてると、これの元ネタが「Gotta Catch 'em all(→英語版における「ポケモンゲットだぜ!」)」であることがわかりにくいよな…と思いました。
あとちょっと批判的な話をすると、『うたう』のMV、舞台が学校なのはわかるんですが、そこに登場するのが「若い容姿の整った女子高校生」なのが安直すぎてめちゃくちゃダサいな…と思いました。これが「若く容姿の整った男子高校生」だったら「女に媚びるな」って文句言うヤツいっぱい出てくるでしょ…。
カビゴンのきぐるみはかわいいくていいのに、"男向け"に「"みんな"こういうの好きでしょ?」と言わんばかりに差し込まれる"女子高生"がすごくノイズで残念…。
封入特典の「Pokémon Music Collective特製オールカラーフォトマガジン(28ページ)」は面白かったです。こうやって曲や企画の背景を文章で読めるのはありがたい。企画のベースには『Pokémon 25: ザ・アルバム』があったとは…。
歌詞や曲のギミックは自分で発見するのも楽しいんでしょうが、こうやって答え合わせをいただくのもいいですね。
おわりに
「ポケモンの曲」のバリエーションが増えるのは面白い試みだと思います。
ただ個人的な好みで言うと、やっぱアニメソング的な歌の方が好きかな…。別に今回の曲が嫌いとか言うことではなく。こういう企画もたまにはいいよね、という感じ。
ポケモンは割といろいろなジャンルに手を出してるし、今後もいろいろやってみればいいんじゃないでしょうか。
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