2019年3月14日、日本橋にある常設のポケモンカフェ(&ポケモンセンタートウキョーDX)はオープンから1周年を迎えました。おめでとうございます。客入りは好調なようで何よりです。
「ポケモンカフェ」ご来店者数10万人突破!|エスエルディーのプレスリリース
自分はこの1年間で7回行きました。この一年間の自分の来店内容の振り返りと感想・要望のまとめです。
※写真の一部において、顔を隠す処理をしています。
※動物由来の原材料を使用した料理の写真があります。
↓公式サイト
来店記録
3月某日
オープン直後に行きました。詳しくは記事にしてあります。
自分が食べたメニューは、「ピカチュウのよくばりプレート(ピカチュウプレート付) 2,894円 (税込)」「イーブイラテ(HOT/マグカップ付) 1,944円 (税込)」「イーブイのスイートチョコレートパフェ 1,274円 (税込)」の3つでした。
5月某日
2度目の来店。「元気いっぱいピカチュウカレー 1,598円 (税込)」「フロートドリンク シャワーズ 918円 (税込)」を注文。お土産の「ポケモンミニカステラ」も買ってみました。イワークのランチョンマットの上に乗っている緑のステッカーは、カフェ入り口でひとりひとつずつ配布していた、ポケモンセンター20周年記念のものです。
6月某日
この日自分が食べたのは、「イーブイのてりやきチキンバーガー 1,706円 (税込)」と「フロートドリンク ブースター 918円 (税込)」でした。登場したピカチュウがオス設定だからか、「かっこいい~」という声援が推奨されていてストレスを感じました。見た目も動きも、どう考えても"カワイイ"存在にしか見えないですが。
7月某日
2018年7月13日(金)〜9月2日(日)の限定夏メニュー(https://www.pokemoncenter-online.com/cafe/news/180706_01.html)目当てで行きました。注文したのは、限定メニューの「イーブイのよくばりプレート(イーブイプレート付) 2,786円(税込)」と「アローラトロピカルドリンク 1,026円(税込)」。スリープのランチョンマットの右にあるメタモンのマスコットは、カフェを予約する際の購入限定で買えたマスコットです(夏にぴったり! トロピカルな気分を満喫しているポケモンたちが、かわいいグッズになって登場!【7/7(土)・7/28(土)発売】|ポケモンだいすきクラブ)。また、店の内装が夏っぽく変わっているのが分かります。それとなにげに、お土産が注文用のタブレットから注文できるようになってました。
11月某日
2018年9月8日(土)〜10月31日(水)には、ハロウィンの期間限定メニューがありましたが(https://www.pokemoncenter-online.com/cafe/news/180907_01.html)、そのキャンペーン期間中に来店できませんでした、無念。ハロウィン期間終了後の来店です。注文したのは「カビゴンもおなかいっぱい!!ハンバーグドリア 1,598円 (税込)」と「ゲンガーのあやしいひかりスムージー(グラス付) 864円 (税込)」。2018年8月17日(金)から、ゲンガーのグラスがお土産として買えるようになった(https://www.pokemoncenter-online.com/cafe/news/180810_01.html)ので、それ目当てで注文しました。
店内装飾は、2018年11月3日に発売された「あみぐるみピカチュウ」や、白い花がデコレーションされた冬っぽいものに。また、これまではずっとピカチュウ(のきぐるみ)が登場していましたが、今回はイーブイ(のきぐるみ)が登場しました。イーブイの登場は、2018年11月16日発売の「ピカブイ」に合わせての登場ですね。この夏のピカチュウ大量発生チュウにもイーブイが登場していたので、イーブイ(のきぐるみ)の出番は多い年だったと思います。
12月2X日
ピカブイ発売記念限定メニュー(https://www.pokemoncenter-online.com/cafe/news/181012_01.html)目当てで来店。入るとクリスマスムード一色でびっくりしました(クリスマスの時期であることを忘れていた)。通常は、カントーのポケモンからランダムで1匹描かれているランチョンマットも、今年のクリスマスイラストに。注文したのは「ピカチュウとイーブイのなかよしマフィンプレート 1,706円 (税込)」「プリンがうたう♪チーズケーキ 1,166円 (税込)」「オリジナルカップ付ドリンクPokémon Cafe (ウーロン茶) 1,728円 (税込)」の3つ。赤い帽子を被ったイーブイのマスコットは、夏のメタモンのマスコットと同じように、予約特典グッズとして予約時に注文したものです。
カフェの入り口に、「ポケモンカフェマップ」なるものが、席には「ポケモンカフェの楽しみ方」というシートが登場していました。「ポケモンカフェの楽しみ方」シートは、始めて来店した人に説明するためのもののようで、前回来店したときにも卓上にありましたが、その時は「初めてのご来店ですか?」と聞かれて「いいえ」と答えたらすぐに回収されてしまって写真が撮れなかった気がします(うろ覚え)。
毎度おなじみ、ピカチュウ(きぐるみ)もサンタの格好で登場。別衣装バージョン登場するなんて知らなかったんですけど、これはどのくらいの期間やっていたんでしょう......?ところで、これまではいつも女性店員さんが、ピカチュウのエスコートや注意喚起などを行っていましたが、今回は初めて男性店員さんによる案内に当たりました。どの程度の割合で男性店員さんが担当されているかはわかりませんが、できるなら5割くらい男性店員が担当できると良いのではないかと思いました。
カメールのステッカーは、2018年11月16日(金)〜2019年3月3日(日)の期間中、カフェ来店の際ランダムでもらえる「My151キャンペーン」のオリジナルステッカーです。このキャンペーンに伴い、151種類から選べるラテアートの新メニューが登場しています(https://www.pokemoncenter-online.com/cafe/news/181109_01.html)。151ラテでもカップ付があるのを知らなかったんですが、ウーロン茶のオマケのカップとは別物だったのでセーフでした。
2月某日
今回も、ピカブイ発売記念の限定メニューを食べました。注文したのは「ピカチュウとイーブイの冒険!?フライドポテト 1,026円 (税込)」「選べるポケモンラテ(ICE)グラス付き 各1,620円 (税込)」「ミミッキュのチョコバナナクレープ 1,598 (税込)」です。席への案内が、座席番号札を利用したセルフ式になっていてびっくり。ポテトが思ったよりおなかにきてしまい、デザートを完食できず申し訳なかった。ちなみに、ポテトの左側のクリームはチョコクリームでした。
食べ物のアレルギー持ちではないですが、メニューに使われている物が何か知りたかったので、アレルギーについて店員さんに尋ねてみました。するともらえたのが、アレルギー表のリスト。原材料とコンタミが分かれているのはわかりやすくてよかったです。
4月某日
全体で8回目、2年目は1回目の来店。2019年3月14日(木)〜4月26日(金)の期間中に注文できた、カフェオープン1周年記念メニュー(https://www.pokemoncenter-online.com/cafe/news/190208_01.html)を食べに行きました。注文したのは、「リザードンとローストビーフ火山プレート 1,598円 (税込)」「ファイヤーのフロートドリンク 864円 (税込)」「ゼニガメのあわあわパフェ 1,274円 (税込)」(「ファイヤーの…」は2年目からのレギュラーメニュー)。リザードンのやつは、中にご飯があって、ソースはすべてオレンジ色かと思いきや底に白いソースがあって辛さもなくマイルドな味でした。ファイヤーのドリンクですが、見た目からもお察しのように、オープン当初のレギュラーメニュー「フロートドリンク ブースター」から、ストローに装着されたポケモンと値段が若干安く変わっただけのよう。カラフルなタピオカが入って上にアイスクリームが乗っている炭酸飲料です。ゼニガメのパフェは、ヨーグルトが入っていました。あと泡が温かかった…。
店内装飾も、1周年記念の仕様に。レギュラーメニューの入れ替えに伴い、入り口付近にあるメニューも、上からテープで修正するのではなく、ちゃんと新しくなっていました。あと、入り口に並ぶところにイスが置かれるように。そしてなんと「桜アフロのピカチュウのマシュマロケーキ」が売り切れとのこと。サイトには何の表記もありませんでしたが、この日は午前中の時間に来店していたので、おそらくどこかの日以降は、終日売り切れてたのかなと思います。
他に変わったなと思ったのが、メニューパットの「お土産」タブがなくなっていたことと、ラストオーダーの時間になると、メニューパットが回収されるようになっていました(追加の誤注文を防ぐためか)。
意見・要望など
きぐるみ登場のサービスについて思うこと
食事中、「ピカチュウのうた」(またはイーブイマーチ)が流れてくるのを合図に、ピカチュウ(またはイーブイ)のきぐるみが登場し、写真を取らせてくれたり、ひとつひとつ席を回って握手をしてくれるサービスが一年を通して行われていましたが、何度も来店していると、その内容が少しずつ変更されているのがわかります。
最初の頃は、店内にあるスロープをピカチュウが上る際、「応援して上げてね」と言われ、皆で手拍子をして応援したこともありましたが、最近は手拍子もなく、あっさりスロープを上っていました。また、6月某日がそうでしたが、オスのピカチュウ(きぐるみ)が登場すると、「かっこいいって声かけてあげてね」と店舗スタッフが言っていたことがあり(メス相手だと“かわいい”という声かけを推奨)、やめてほしいなと思っていましたが、2月某日はオスに対してでも「かわいい」の掛け声になっていたり、着ぐるみ登場に関して案内役をするスタッフが女性に偏っていましたが、男性スタッフが案内役をする回もあり、少しずつながら改善を重ねながら運営してるのかな、と感じることはできます(なにかのマグレの可能性も否めないが)。メスだけデザインが変えられたことや、オスがシェフでメスがウエイトレスであること、カフェだけの問題ではないですが、それってどうなの、と思うところは色々あるので、そこら辺も考え続けてほしいところです。
改善点として希望すること①食のバリアフリー
これからの改善点として期待するのは、やはりカフェなので料理の内容です。いわゆる「食のバリアフリー」ってやつ?広い店内やスロープ、多言語に対応した(なぜか言語変更をしても日本語のまま表示されるところもあり不完全だが)メニューを用意し、アレルゲン情報は、スタッフに聞けばアレルギー情報リストを貰って確認できますが、それだけではまだまだ不十分だと思います。
アレルギー情報を確認できたところで、結局食べられるものが何もない場合もあるわけですし、低アレルゲンなメニューがあった方が良いと思いますし、また外国からの観光客も想定しているなら尚のこと、ハラルフードやヴィーガン(脱搾取)フードを用意してないのは、まだまだ配慮不足だと思います(そもそも日本国内にもこれらの食事を求めている人はいる)。これらを用意するのが色々大変なのは分かりますが、チェーン店でも、例えばCoCo壱番屋では、一部店舗ながらこれらに該当するメニューを出していたりするので、やろうと思えばできるのではないかと思います。より多くの"ポケモンファン"が利用できるカフェを目指してほしいです。
※ちなみに期間限定メニュー「フシギダネのベジタブルバーガー 1,490円 (税込)」は動物性の原材料を使用しているとのこと、店舗に確認済です。
改善点として希望すること②廃棄・ゴミ問題
見た目が大事なメニューなので尚更難しいと思いますが、量が少ないバージョンのメニューがほしいです。フード・デザート・ドリンクをひとつずつ注文すると、多くて食べきれません。子供の来店もそれなりにあるし、特典や限定メニュー欲しさで一度にできるだけ多くのメニュー注文したい人への需要もあると思います。色々注文したものの、食べきれずに残して廃棄するような状況は、避けるべきだと思います。
また、主にドリンクメニューがそうですが、プラゴミを減らす努力をするべきです。ファミレスですら、脱プラストローを行っているのに、未だにポケモンカフェはプラストローを使い続けるつもりでしょうか。1周年でレギュラーメニューのポケモンを変えても、それ以外がそのままでは大変残念な印象。早く対応してほしいと思います。
他にも、パーム油は森林が…とか、上白糖は牛骨炭が…とか色々あるので、調べて勉強して、カフェのサービス内容に反映させてほしいと思います。
カントーのポケモンばかりなのはいかがか
料理のモチーフが相変わらずカントーのポケモンばかりなので、もっと他の地方のポケモンをモチーフにした料理が増えてほしいです。ミミッキュのクレープもグランドメニューからはずれちゃったし……。せっかく800種類以上いるのに。ライトユーザーからの知名度が高いのはカントーのポケモンなのはわかりますが、こうも偏っている状況にはちょっと不満があります。
おわりに
これからも、ポケモンカフェの運営・改善に期待しています。今年はあまり来店できない予定ですが、久しぶりに行ったときに、また変化を感じられる場所で会ってほしいと思います。
〈更新履歴〉
【2023年3月17日JST】無駄な■を消しました。目次を設置するなど、体裁を整えました。