びとうろうぽ記

欲とポケモン連れ

ヘッダー/パソコン用の画像

MENU

「Pokémon Presents 2022.8.3」感想

2022年8月3日(水)22時(JST)「Pokémon Presents 2022.8.3」がYouTube上で公開されました。その内容や感想などです。

www.youtube.com

 

  • 発表内容
  • プレゼンツ告知などの流れ
  • たぶん初めての試み、公開直前生放送番組「LIVE!ポケモンウォッチパーティー
  • スピンオフ関連・新規発表のゲームなどの情報はなし
  • 『SV』に関する情報の感想
    • トレーラー映像の感想
    • 地方名初公開「パルデア地方」が今作の舞台に
    • キャラの服装が制服っぽかったが、本当に学校だった
    • 「3つの大きな物語」、ジム巡りと残り2つは…?
    • 伝説のポケモンに乗れる
    • 対戦系新要素・テラスタル
    • ポケモンは3匹発表
    • おなじみリージョンフォーム・パルデアのすがた
    • ポケモンの内定に一喜一憂したくない…
    • 登場人物
    • 着せ替えとか連れ歩きとかある
    • マルチプレイ
    • スマホロトム続投か…
    • キャンプやパルレ的な要素はない?
  • まとめ

 

発表内容

今回出された新情報は主にコチラ。

・3年ぶりのポケモンワールドチャンピオンシップス8月18日〜21日ロンドンで開催のリマインド

・『ポケモンGO』最新情報(「Pokémon GO Fest 2022 Finale」)

・『ポケモンユナイト』1周年記念イベントなどの告知

・『ポケマス』新要素「トレーナーズサロン」の様子を小出し

・『ポケまぜ』1分クッキングでミュウツー再来店などのお知らせ

・『ポケモン スカーレット・バイオレット(SV)3rd Trailer公開(パッケージのポケモンにライドできる・地方名初公開・新ポケモン数匹公開・テラスタル初お披露目等)

『SV』最新情報のまとめは、ニンテンドーの記事がわかりやすいです。

Nintendo Switch『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の最新情報が公開。伝説のポケモンの新たな姿や、バトルの戦略が広がる「テラスタル」をご紹介。 | トピックス | Nintendo

 

 

続きを読む

スカーレットバイオレット最新情報感想(6月)(伝説ポケモン公開等)

ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の最新情報(6月1日/2nd Trailer)の感想です。

 

*************

5月31日(火)22時(JST)、ポケモン公式ツイッターが、「6月1日(水)22時、最新情報公開」の予告をツイートしました。

 

*************

そして2022年6月1日、無事に「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』2nd Trailer」が公開。「1st Trailer」が2月27日公開だったので、約3ヶ月ぶりの新情報です。

www.youtube.com

 

なお、前回の「1st Trailer」は「Pokémon Presents 2022.2.27」内で流れており、それに関する感想は下記に残しています。

bitouroupoki.hateblo.jp

 

2ndTrailerにおける主な新情報

新たに発表された内容はコチラ↓

発売日は2022年11月18日(金)に決定。

・予約受け付けは、パッケージ版は8月4日(木)から、ニンテンドーeショップのダウンロード版は6月1日(今日)より開始。

・パッケージを飾る伝説のポケモン「コライドン」「ミライドン」が公開。見た目と名前以外は不明。

最大4人までのマルチプレイが可能。

・バージョンにより異なる博士「オーリム」と「フトゥー」

・主人公の友達「ネモ」

・新ポケモン「パモ」「グルトン」「ミニーブ」

発表内容のまとめは、任天堂公式HPに載っている内容がわかりやすいですね。

topics.nintendo.co.jp

 

感想

※画像の出典はすべて下記より参照。

【公式】『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』2nd Trailer - YouTube(閲覧:2022年6月1日JSThttps://www.youtube.com/watch?v=O8L9XEX-Eqo

 

・柱のようなところに、オレンジとブドウの紋章(?)が描かれています。これは同じ場所でもバージョンごとに違う紋章になるってことなのか、それとも2つの組織(?)とかがあるんでしょうか。「1st Trailer」でも同じような紋章が映っていたので、改めてはっきり映し出された意味深な何かって感じですね。

2つの紋章が並ぶシーンの画像

・背景の建物といい、キャラクターたちの服装といい、なんとなく学校っぽい印象です。

博士が二人登場しました。バージョンによって博士が違うのは初めてですね。登場しない方の博士も、別の役割で出てきたりするんでしょうか。

二人の博士が並んで紹介されるシーンの画像

・伝ポケなどのモチーフもそうですが、オーリムは民族衣装的な服装、フトゥーはサイバー感のある服装ですね。

・また女性キャラ(便宜上)の方が肌の露出が多いですが、無意識にやってるのかな?相対的な露出度に明かな差が発生していることについて、自覚的になってほしいものです。

・御三家の新しい映像かわいい。目を閉じたところとか、テクスチャ貼り付けではなくちゃんと立体感があっていいですね。ホゲータの印象にリンゴっぽいな、というのがありましたが、マジでリンゴっぽい果物(?)と一緒に映っているということは、モチーフにも含まれているんでしょうか。

花畑にいるニャオハの画像

頭の毛をたなびかせるクワッスの画像

リンゴと共に映るホゲータの画像

ネモは主人公の友達ということですが、恐らく今作のライバル的立ち位置だと思われます。見た目的にも、先輩という文言的にも、主人公より年上っぽいですね。

ネモが話すシーンの画像

・ネモがライバルだと仮定して、単体ライバルキャラで女性(に見える)キャラが登場したのは始めてですよね。『剣盾』ではマリィがライバルのひとりとして登場しましたが、3人いるライバルの内のひとりという扱いだったし、メインのライバル(ホップ)が別に居てサブライバルキャラのような扱いだったので、ネモがメインライバルとして物語に加わるなら嬉しいです。

・「科学のちからってすげー!」の人登場。ぽっちゃりモブキャラですね。

科学のち

マルチプレイ、最大4人で同じフィールドに存在できて、なおかつポケモンの連れ歩きもできる感じかな?

4人がポケモンを連れて向かい合うシーンの画像

・主人公の見た目が様々だし、今回も着せ替えやキャラメイクができそうかな。

主人公キャラ4人が並んで映るシーンの画像

・キャラの目の書き方が、これまでのポケモンと違うのがまだ慣れない…。人間キャラ単体で見たときにポケモンのゲームだと認識しにくい感があります。『ポケモンスナップ』やゲームの『名探偵ピカチュウ』に近い感じですよね…。

・内定ポケモンヤヤコマ・モココ)に次いで、新ポケモンが登場。

・ミニーブ、くさタイプ単体ではなく、くさ・ノーマルタイプなんですね。どのあたりにノーマル要素があるのかわからない…。

ミニーブ登場シーンの画像

・グルトンはブタモチーフですね。黒くて丸っこいブタ、かわいい。

グルトン登場シーンの画像

バトルシーンも公開されていますね。ここは基本的にこれまでと同じようなコマンド式の内容かな。相手ポケモンの情報が、画面上ではなく、そのポケモンの近くに表示されているのは、『アルセウス』の時の表示と同じですね。ということは、1度に複数とバトルすることがあるのか…?

グルトンとのバトルシーンの画像

ポケモンセンターが完全に屋外ですごい…。ゲーム操作的には便利そうですが、主人公たちがちゃんと休まっているの心配になります。

雪降る場所のポケセンの画像

ポケモン交換のシーンは、ボールが直接空中を移動しているのが面白いですね…。

ポケモン交換でボールが空を駆けるシーンの画像

・草原、洞窟、浜辺、雪原地帯など、いろいろな地形や気候があるのがわかります。

コンパンが草原を駆ける画像

セキタンザンが洞窟を闊歩するシーンの画像

ドヒドイデが浜辺に居るシーンの画像

フリージオが雪原にたたずむシーンの画像

・その他内定ポケモンもいろいろ。何かもう、いちいち内定に一喜一憂しないといけないのは辛いですね…。やっぱり『ポケットモンスター』シリーズは、「すべてのポケモンに会える場所」という安寧の地として君臨し続けてほしかったです…。『剣盾』でのリストラは最悪の決定だったと今でも思ってますよ…。

・そういえば、地方のマップも、その名前もまだ公開されてないですね。なんかいつもより遅い…?もしかしてマップや地方名もバージョンによって差があったりなんてことは…?それだとバージョンの違いが大きすぎるかな…。

バトルフィールド(だと思われる)などの印象的なオブジェクトは、ポケモンジムかな?ジムがあるかどうかは、まだ定かではありませんが、「ポケモントレーナーとしての腕前を磨く冒険の旅」があると書いてある*1ので、ジムは恐らくあるのだろうと考えています。

3つの印象的なオブジェクトが並ぶシーンの画像

・最後に、ゲーム内のものではない映像にて、パッケージを飾る伝説のポケモンが来ました。このクオリティの映像を、イベントシーンだけでもいいからゲーム内で流してくれないかな…。

画面はゲーム内の物ではありませんの注釈が付いた荒野(?)のシーン

・めちゃくちゃ人工的なジェット噴射口があってびびりました。無機物的なデザインのポケモンはずっと昔からいるんですけどね…。

ジェット噴射口の足下が映るシーンの画像

コライドンの鱗や羽根の質感がよい…。ちゃんと鱗のサイズが場所によって違うのが好き。鱗が見えるとは虫類感マシマシでヤバイ。

・ミライドンは目が電子ドット調なことにまず目が行きました。あとやっぱ全体的に機械っぽいね?人工のポケモンな可能性とかあったりする?

コライドンとミライドンが左右に並ぶシーンの画像

・この本みたいなのも鱗っぽい質感でよい~。は虫類の鱗、好きです。

パッケージ背景の画像

・ということで、ゲームソフトのパッケージ公開され、発売日も決定しました。どちらもかっこよくてステキです。タイトルを囲う金色の枠も色々デザインされていますが、ストーリーに関わる何かなんでしょうか…?

パッケージと発売日お知らせの画像

・最後の最後、意味深にキラキラ多面反射の何かが映りましたがコレは何??まだ未発表の情報がきっといろいろあるんでしょうね…。

謎の多面反射のシーンの画像

 

・PVの映像だけでは紹介されていない情報が、公式サイトにはアップされていますね。こっちも一通り確認しないと…。

御三家の生態に関する情報も増えてますね。ありがたい…。ホゲータの黄色い四角(?)はウロコだったのか…。

オープンワールドなことは、前から言われていましたが、「ストーリーに決められた順序のない、新たな冒険スタイル」というのもかなり気になる情報ですね。好きな順番でジムを巡れるみたいなイメージ??

・序盤からマップのどこでも行けるのかな?だとしても、ポケモンのレベル差で実質的な移動範囲は限られたり…?ポケモンはアクションゲーではないハズなので、技術でどうにかできるようなこともなさそうですが…。

・最大4人で「マルチプレイ」ができるそうですが、これはローカルとインターネット、どちらでも遊べるっぽいかな。また、インターネットを利用した不特定多数との通信要素もあるのかな…。

・今回新たに公開された一般ポケモン「パモ」「グルトン」「ミニーブ」は、どの子も序盤の草むらに登場しそうな子ですね。グルトンのバトルシーンのレベルが1桁なのは、明らかに序盤のシーンでしょう。

・『剣盾』の時は、序盤の草むらに生息するポケモンの多くは発売前には伏せられており、ゲームをプレイし始めて早々に知らないポケモンと会えるのが楽しかったんですが、『SV』はどうなるんでしょうか…。まだ公表されていない序盤のポケモンがいるのか、それとも今回情報を伏せるのは進化系の方にしているのか…。

・どちらにせよ、ポケモンとの初めての出会いはゲーム内で経験したい派なので、新ポケモン公開のやり方はそこら辺うまくやってほしいなと思います。

・今のところ「リージョンフォーム」の存在は確認されてないですね。まだ何地方なのか名前がわからないので、「○○のすがた」と呼べないのもありますが…。

・『剣盾』でいう「ダイマックス」のような、バトルに関する目玉要素の存在も不明ですね。とりあえず現時点での『SV』目玉要素といえば、「オープンワールド」なことくらいですが、それ以外にも何かしら新要素は用意されているのではないかと思います。

・伝説のポケモンの名前、「コダイ(古代)」と「ミライ(未来)」ってまんま日本語ですね…。博士の服装をみても、『スカーレット』は「古代」、『バイオレット』は「未来」のイメージになっているっぽいですね。

「パモ」はいわゆる「ピカチュウポジション*2」のポケモンですね。ぽっちゃりしていてカワイイ。ピカチュウポジションにはめずらしく、日本語名と英語名が違うのが気になります(英語名の綴りはPawmi、発音はポゥミに聞こえる)。「ピカチュウポジションのポケモンは世界共通の名前にする」的な縛りはなくなったのかな…?

・「グルトン」はノーマルタイプなんですね。進化したら複合タイプになったりするかな…?ブタモチーフのポケモンは既にいろいろいるので、どう差別化されるか楽しみですね(進化すると明言はされていないものの、おそらく進化するだろうと予測しています)。

・「ミニーブ」は頭にまんまオリーブが乗っていて、わかりやすくてかわいいですね。この子もおそらく進化するでしょうね…。個人的に、最近よく塩漬けオリーブを食べているので、謎の親近感を感じました。

・発売予定日は11月ということで、これまで通りのいつもの時期(ポケモン新作は大体9~11月)ですね。1st Trailerの時は「冬」って言っていたので12月くらいかなと思ってました。

 

まとめ

ポケモンSV 2nd Trailer」は、パッケージの伝説や新ポケモンの公開など、定石通りの無難なトレーラーだったと思います。やっぱり何度経験しても、「ポケモン完全新作の新情報」に触れるとテンションが上がって泣きそうになる…。どの子を旅パにいれようかな、とか考えるのが楽しいですね。

次の最新情報も楽しみに待ってます。開発の時間が足りないようでしたら、ぜひともしっかり発売を延期してもらって大丈夫ですよ!いつまでも待てます。現在鋭意制作している皆さんは、頑張ってください。

*1:「冒険の舞台>進化したポケモンの世界>特徴2 オープンワールドで広がる、自由な冒険」での記述より。【魚拓】進化した『ポケットモンスター』の世界へ|『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』公式サイト

*2:杉森建エモンガについて「ピカチュウ的なかわいい電気タイプ枠をというのは毎回ありまして」と述べている。出典:ニンテンドードリーム2011年7月号別冊付録「ポケモン誕生秘話総集編」

「ディグダのやさしいTシャツ」みたいな方向性のグッズ増えて

ポケモンシャツ」の企画から、「ディグダのやさしいTシャツ」というシャツが新たに登場しました。

 

このたび、土に還る(※1)「ポケモンTシャツ 〜ディグダのやさしいTシャツ〜」を、6月10日(金)より発売します。
また、販売開始に先駆けて、ディグダが暮らすふしぎな森を舞台にしたコンセプトムービー「ディグダのやさしいTシャツ」を公開。さらに、ディグダが暮らす様子をこっそりと見守ることができるYouTube Live「がんばれ、ディグダ!」を、5月27日19時より、配信開始します。

 

出典:Original Stitch(閲覧2022年5月27日)https://originalstitch.com/jp/pokemon/info/20220527

【魚拓】T Shirts | Pokémon Shirts | Shirts customized with your favorite Pokémon

 

ポケモンシャツについて

これまで「ポケモンシャツ」は、ポケモン1匹1匹にフォーカスして、それぞれのポケモンのデザインの生地を選んで、シャツなどをオーダーできるサービスを行っていました。

サービス開始当初は、カントー地方のすべてのポケモンデザインパターンが用意され、自分の好きなポケモンでシャツを作ることができました。2022年5月現在は、シンオウ地方ポケモンのデザインが徐々に増えているようです。

「メタルチャーム」や「Pokémon fit」のように、すべての(※ポケモンシャツにおいてはまだ未登場のポケモンや地方はあるが、今後増える期待がある)ポケモンがグッズとして存在できる企画はよいですね。自分は、カントーポケモンだけがラインナップされていた当初に、シャツを1枚購入しました。1枚で1万円くらいする高級品なので、何枚も買うのは難しいですが、選べるポケモンの種類も増えているので、またいつか新しく買ってみたい…。バンダナとかほしいです…。

 

*************

ポケモンシャツ」の見所は、好きなポケモンを選んでオーダーメイドできるところにありましたが、今回新たに「やさしいTシャツ」という概念が登場しました。

コンセプトムービーもかわいいですね。ディグダの移動する様子が早送りで流れるところが、生き物を観察している感があって好きです。

www.youtube.com

ディグダが服の上に立つ画像

出典:同上

 

ライブ動画もかわいい。チャットに入力とかはよくわからないので、自分はそういうのできないんですけど…。天気が変わったりするみたいだし、ディグダのサイズも大小あってよいです。

www.youtube.com

 

*************

同じ素材を使った他社のファッション販売サイトがある

「土に帰る(和紙などでできた)服」ってどこかで聞いたことあるなと思ったら、そういうサブスクサービスが、ポケモンとは関係ないところでありました。

Syncs.Earth シンクスアース – syncs.earth

上記のサービスの場合は、服が土に帰るというだけでなく、サブスクサービスを提供することで、「土に還す」作業も行ってくれるようです。

和紙の服に使われている糸「キュアテックスヤーン」は、このシンクスアースというサイトでも使われている*1ようなので、同じところから卸しているのかな?と思います。

 

*************

今回のディグダシャツを見て真っ先に思ったのは、土に還る素材だったとして、どうやって土に返すんだろう?というところです。庭がある人は自分の庭に埋めればいいんでしょうけど、誰もが庭や畑を持っているわけではないですよね。マンションやアパートに住む人の場合は、土があってもベランダの鉢植えくらいが一般的だろうし(鉢植えでも土に返せるのか?)、それすら持ってないor持てない人も多いと思います。昨今、服を埋められるような土を持っている人ってそんなにいるのかなと思いました。

ポケモンはぜひ、「売って終わり」ではなく、何らかの方法で、自分たちが売ったモノの処理に関して回収する手立てを用意してほしいですね。今回のように「土に帰る服」を作ったなら、ぜひ「土に返す」手段をポケモン側からも用意してほしいです。

 

そもそもポケモンのグッズは全体的に値段が高く、このような高級素材を使った商品を売るのに適しているだろうと前々から思っていたので、このような商品が登場して嬉しいです。(ポケモンと関係ない商品において)「高品質な素材なので値段も高いです」だと、応援したくとも一歩踏み出せない感じがありますが、そこに「ポケモンがデザインされてます」が追加されると、「じゃあ1枚買ってみようかな」となります(自分の場合)。

 

そのほか現状不満な点

ちょっと不満なのは、やはり選べるワッペンのラインナップがカントーの一部のポケモンだけなところです。またカントー、とりあえずカントー…。カントーが嫌いなワケではないんですが、せっかく新しい地方やポケモンを今も色々出しているのに、どうしてそっちを盛り上げようとしてくれないんだろうというのはいつも不服に思っています(新ポケだと売れないから??売ろうとしてください…)。

グッズラインナップにおいて昔のポケモンにばかり頼る態度は、「新しいポケモン」が、新作・新ポケ発表による盛り上がりの瞬間火力として注目を浴びる手段になっているような印象を受けます。そんなに最近のポケモン達の魅力を信用してないんですか??(もう前からなんども同じ話をしている気がする…)

 

ところで、「やさしいTシャツ」において選べる生地は「和紙」と「リサイクルスビンコットン」の2種類がありますが「土に還る」のは「和紙」だけなんですね。動画に小さく書いてあるけどわかりにくいです…。両方土に還るわけじゃないから「土に還るTシャツ」というタイトルにはしなかったってことですかね。こういうのはちゃんとはっきり説明した方がいいと思います。

 

また話が逸れますが、環境への負荷が少ない商品やサービスを「環境に"やさしい"」と表現するのは、ちょっと認識がずれていると思います。負荷の少ない製品が"やさしい"のではなく、"フツーの"製品の環境などへの負荷が大きすぎるんじゃないですか。

特に「ファストファッション」は、そのコストを未来へのツケにすることで、表面上安く見繕っていることでお馴染みですが、その実際のコストは、多くの人が知らない(見ないようにしている)だけで、相当高くついてると思います。

安価で最新のトレンドを反映したファストファッションだが、環境に与える負荷は決して小さくない。

たとえば、ジーンズ1着を作るのに使われる水は7500リットルと、浴槽20杯分にもなる。

この中には、工場で染色のために使われ、化学物質が混入した排水となって、河川や海に流れ出すものも含まれている。

 

出典:ファストファッションが環境に与える影響を解説 - BBCニュース(閲覧2022年5月30日JSThttps://www.bbc.com/japanese/video-55329460

 

日本はずっと給料が上がらないので、ファストファッションに頼らざるを得ない人が多いのはわかります(自分もその傾向はある)。ただ一方、給与の安さを言い訳に、繊維やファッション業界の問題を見て見ぬふりをするのも問題のある態度だと思います。

収入は勝手に増えてほしいし、倫理的に公平性の高い製品は補助金とかで安く買えるようになってほしいよな…。

 

*************

まとめ

伝統や文化などではなく、社会問題的な方面で、素材にこだわった商品を出すのはアリだと思うし、これからも同様の方向性のグッズが増えてほしいと思います。また同じことを言いますが、ポケモンのグッズはブランド料により、既に全体的に値段が高めなんだから、ちょっとお高い原料を採用するのに向いてるんじゃないんですかね(素人イメージですが…)。どーせお高いんだから、より(倫理的に)良い素材や取引先を選ぶように努めてくれたら嬉しい…。

ディグダTシャツ、売れてほしいな…。本当は自分も買いたいけど今すぐは難しいです…。長い期間売ってほしい。頑張ってお金貯めて買いたい…。

 

LEGENDSアルセウス感想⑨(無料アップデートして図鑑を完成させて…)

PokémonLEGENDSアルセウス』の進捗兼感想その⑨です。内容のネタバレを含みます。図鑑の捕まえた数を完成させて、エンディング後ストーリーの最後まで来ました。

【2022年9月21日JST 最終更新】感想の総括など、いくつかの記事のリンクを追加しました。

前回の記事、感想⑧はコチラ↓

bitouroupoki.hateblo.jp

感想初回の記事、感想①はコチラ↓

bitouroupoki.hateblo.jp

感想総括の記事はコチラ↓

bitouroupoki.hateblo.jp

 

続きを読む

やはりピカチュウのしっぽデザイン変更は悪手でしたね??

2022年4月28日の新着グッズ情報に載った、同年5月14日発売「Pokémon Garden Wedding」について。これのメインアートが微妙に工夫されているのが気になりました。

商品のメインアート

 

出典: 「Pokémon Garden Wedding」が、ポケモンセンターに登場!|ポケットモンスターオフィシャルサイト(閲覧2022年5月8日JSThttps://www.pokemon.co.jp/goods/2022/04/220428_to01.html

【魚拓】「Pokémon Garden Wedding」が、ポケモンセンターに登場!|ポケットモンスターオフィシャルサイト

 

「ウエディング」がテーマと言うことで、2匹のピカチュウが向き合っているメインビジュアルが用意されています。このイラスト、ピカチュウのしっぽの先を花で隠すことで、ピカチュウの性別が分からなくなっているのが印象的です。『ダイパ』の時から、メスのピカチュウのしっぽの先のデザインがハート型に変更されているのですが、これは裏を返せばしっぽを隠せば容姿で性別の判別はできないわけです(※ダイパ以前は容姿で性別を判別する手段はなかった)。

どう見ても意図的に、しっぽの先を見えなくして、どのような性別の組み合わせのピカチュウなのか(女女or男男or男女?)わからない仕様になっています。これは、同性婚の合法化の声の広がりや、「結婚=男女」とは限らないよね、という昨今の流れをくんでいるとみて間違いないと思います。

 

*************

なんというかまあ、ほどほどに配慮してる感を出しているのが狡猾だなという印象です。この期に及んで「男女ペアのピカチュウを結婚のイメージで出す」のを続けるよりはマシですが、この内容で「性的マイノリティへの配慮もしっかり考えてますヨ!」ということになるのだとしたら(そのように受けとるファンや消費者がそれなりにいるとしたら)、それはそれで問題だと思います。

「結婚」のイメージに対して出されたビジュアルが「男女2匹のピカチュウ」から「2匹のピカチュウ」になったところで、配慮されている範囲はたかが知れていると思います。要は、配慮の対象が非常に限定的だろうということです。

 

ピカチュウが「2匹」の時点でモノガミー主義的だし、実際の商品に使われているアートにおいては、洋装(タキシード?)のピカチュウはオスだし、ドレスのピカチュウはメスになっているので、結局「男/女らしい格好」の再生産になってます。あとそもそも、ピカチュウにはオスorメスしかいない、という前提が男女二元論的です*1

せめて「メスのしっぽのデザインを変えた」問題さえ無ければ、だいぶマシになっただろうに、この悪しき設定のせいで無駄に情報量が増えていて最悪…。しっぽの設定さえなければ、ピカチュウの性別を自由に解釈できたハズなのに、その解釈の余韻が消されているのが残念でなりません。早くしっぽの設定は消滅してくれ~~。

なお、デザイン改悪の問題点は下記記事で詳しく書いてるのでご参照ください。

bitouroupoki.hateblo.jp

 

*************

「わざわざピカチュウのしっぽを隠す」という「工夫」をするくらいなら、いっそその性別判別デザイン設定を消去したほうがずーーっとポケモンを良くできると思いますよ!「結婚=男女に限定しない」というアイデア(反異性愛主義)に気付けたなら、その先(反恋愛性愛至上主義・反モノガミー主義・反男女二元論主義)についても考えてほしいところですね。頑張れよ株ポケ。

 

*1:ピカチュウが実際にどのような性同一性を持つのか(ピカチュウにもノンバイナリーなどの概念が当てはまるか)というのは、根拠も用意できないし、さほど問題ではない。「性別=男女のいずれかに当てはまる」という誤った認識をポケモンに適応させるのは、無意識の偏見の露呈にほかならない